みちはしが今日考えたこと

私が考えたことを整理するために書くブログです

認知的不協和について

認知的不協和というのは、人間の精神状態にとって根が深い話だと思う。

俗に言う「それって言い訳じゃん」ってやつはほとんど認知的不協和に当てはまるのかも。

 

「私は推しがいるから彼氏とかいらない」

「お金はないけど、仕事でやりがいがあるから幸せ」

「日本は経済的に弱いけど治安が良いからいい国」

 

「〜だけど」って言い出して、結果的に生産性のある結論に辿りつくことはない。

 

「推し活は楽しいけど、長期的に楽しめる趣味なんだろうか」だとか

「仕事にやりがいはあるけど、もっとマネタイズできる手段はないか」とか

もっと自分の出した結論に一度疑ってかかるのも大切だ。

 

思考停止が正しかったことはないと、舞城王太郎も小説で書いていた。

 

少しでも自分の現状で納得のいかない部分があるのなら、思考を深堀して、違った行動に導く考えが必要だと思う。

 

インプットが足らないのでは?問題

思考が浅瀬で止まってしまうのは、インプットがないから深く潜る手段がわからないのではないか、と思った。

まさか思考を深める手段があるとは、ってことじゃないかと。

多くの人は、自分のことを過大評価する傾向があると聞いた。

ダニング=クルーガー効果 - Wikipedia

自分は物事をうまく判断できていて、そしてこれからもそれができると思っていると、この思考浅瀬で遊んでしまう問題が出てくるのでは?

だから、認知的不協和に陥ってる人がいても、「もっとがんばれよ」じゃなくて「こう考えたら?」と優しい提案ベースでやってあげないと角が立つってことだ。

 

せめて自分だけでも、考えを正しいところへ導いてあげたいものだ。

常に自分を疑うこと。自戒を込めて。